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篠ノ井学園・俊英高校の校庭が人工芝化へ

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弊団体 Traum Akademie(トゥラウムアカデミー) は、2016年度より篠ノ井学園・俊英高校サッカー部(長野市篠ノ井)の強化・育成のサポートをしております。
今回、篠ノ井学園・俊英高校が、校庭を人工芝化することになりました。

 

長野市は降雪地域であり、冬季、土のグラウンドでは、ほとんどサッカーの練習が難しい。
雪が降った後、日中、太陽の力で雪が融け、グラウンドは、ビチョビチョになる。
大雨でグチャグチャになった土のグラウンドと一緒の状態。
その環境ではグラウンドがゆるくて、なかなか練習が出来ない。
更に、夜は、氷点下になる為、土が凍る。
凍った地面は、翌日、また太陽熱でグチャグチャに。
これを毎日繰り返す為、土のグラウンドは、常にグチャグチャ。
だから、12月から3月までの冬期間、高校のグラウンドに限らず、長野市内の土のグラウンドは、ほとんどが使用できなくなる。
長野市では、1年のうち4ヶ月、1年の4分の1は、まともに土のグラウンドでサッカーの練習と試合が出来ないわけだ。

 

私は、7年間、ドイツの1860ミュンヘンに在籍していた。
ミュンヘンは、北緯48℃に位置している。
日本では、札幌市とほぼ同じくらい北だ。
その為、ミュンヘンは、長野市よりも寒く、雪の量も多い。
1860ミュンヘンのクラブハウスには、天然芝のグラウンドが4面、人工芝が1面あった。
冬期、トップチームのグラウンドは、ヒーティングされていたので、いつも芝生は緑色で、練習に使用できていた。
しかし、育成部門の3面は、雪に埋もれていた。
だいたい、大人の膝上くらいの高さまで雪が積もる為、冬場、天然芝のグラウンドは、全く使用できない。

しかし、人工芝が1面あったから、ブルトーザーで雪をかき、冬場も全く問題なく練習が出来ていた。
厳寒期は、-7℃から-10℃くらいになるのが普通。
そんな寒さの中でも、普通に夜、屋外で練習ができていた。

 

次の冬から篠ノ井学園・俊英高校では、普通に人工芝の校庭で一年間通してサッカートレーニングができる。
今、地球温暖化が進み、日本でも夕方雨が多い。
各地でゲリラ豪雨による被害も多くなっている。
私は、徐々に日本が亜熱帯気候になっていくような気がしている。
夕方、スコール、大雨が来ても、人工芝であれば普通に練習が出来る。
2018年度の新入生の皆様には、人工芝の校庭が待っています。
是非、多くの子供達が、俊英高校サッカー部に入部してくれたら嬉しいです。

俊英高校の校庭人工芝の工事着工は、秋。
早ければ、年末までに完成する。

このニュースが、この地域のサッカー界において、新しい一歩になると思っています。
篠ノ井学園・俊英高校の校庭が、キレイな緑色の人工芝になります。

乞うご期待!
是非、人工芝が完成したら、校庭をご覧下さい!
キレイな緑の校庭でサッカーが出来るって、幸せな事です。

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