昨日。ドイツサッカースクールが始まる前、俺は、会場から見る景色に夢中になってしまった。

思わず、写真を撮りたくなるほどだった。

グラウンドの端にある大きな木、そこから連なる山並み、その尾根に沈む太陽。

水色の空に白い雲がうっすらかかり、太陽の光が辺りを照らす。

その沈もうとする光は、上へ上へと伸びる光線になっている。

その景色の素晴らしさは、最高。

未知なる自然の力を感じた。

ついつい見惚れてしまった。

その光を浴びながら、大勢の子供達が大きな声を出しながらグラウンドを走っていた。

その姿が、また、なんとも言えず良い。

太陽が徐々に落ちてくると、空は、また違った顔を見せた。

太陽の光がなくなりかけると、更に幻想的な世界が広がった。

その良い景色の中で、子供達はサッカーを楽しんだ。

それを見ながら、俺は、ドイツを思い出していた。

ドイツ・ミュンヘンの夕暮れに、子供達がサッカーを楽しむ風景を良く見かけたからだ。

子供たちにも、外で自然を感じて遊ぶ楽しみを、存分に味わってほしい。

自然って素晴らしいなぁ〜、とスクール中にあらためて思った。