News & Blog

子供だからと言って、何でもかんでもオッケーは無い

カテゴリー:

スクール中、子供達に何度となく言うのは、人の話をきちんと聞こう。

 

私が話をしている時に、ボールをバンバン叩いていたり、ボールを触っている子がいる。
私は、子供達に、人の話を聞く時はボールを触らないようにと伝える。
大抵の子は、その時点でボールを触るのを止める。
しかし、中には言われても止めない子がいる。
個人が、人の話を聞かないのは勝手だが、今、話を聞くべき時にうるさくされると、まわりの子達には迷惑な行為だ。

 

小さい幼児たちがサッカースクールをしている横で、小学生たちがサッカーをしている。
私は、スペースが広くある場所ならば、バンバンボールを蹴っていても構わない。
それは、子供達が自由に遊べる場所を提供したいからだ。
子供達が外遊びをする事は、健全な育成には大切なことだから、推奨している。

しかし、冬場は、体育館でのスクール活動になる為、残念ながらスペースが狭い。
だから幼児のスクール中は危険な為、激しく遊ぶ小学生たちにボールをバンバン蹴らない様に伝える。
ほとんどの子供達は、コーチに言われれば、幼児に気を遣ってくれる。
ある意味、幼児の先輩になれるのだ。

しかし、中には、我関せずボールをバンバン蹴り続ける子もいる。
そのような子に何度も注意を促すが、変わらない。
変わろうとしない自分勝手が続く。

実際、幼児の顔面や頭に、強烈なキックが直撃したケースもあった。
もちろん、幼児は、びっくりしてパニックで大泣きした。

 

私は、サッカースクールで子供達の安全管理をするのは当然です。
その為に、子供達を自由に遊ばせながら、NOを出す事があります。
大抵の子供達は、言えば納得してくれます。

しかし、言って分からない子供達であれば、遊びの場所を提供できない。
子供達は、子供であっても人の話を聞き、それを理解しなければならない。
話を聞けない子。
話を聞こうとしない子。
人の迷惑を考えず、自分のやりたい事を、ただただやる子。
そのような子を、野放しにはしない。
迷惑を掛ける子供は、注意されても自分本意に何でもかんでも言い訳する。
だから、きちんとダメを言わなければならない。
キカナイ子供に、大人が良い人になる必要はない。

子供も、楽しく遊びたければ、マナー、モラルを考えなければならない。
マナー、モラルという言葉は、子供達には難しいかもしれない。
しかし、子供は人に言われた事を聞き、理解し、行動する力を付けなければならない。

子供だから、なんでもかんでもOKは無い。

ページの先頭へ戻る