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雨の中で大はしゃぎする中学生

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昨日のトゥラウムアカデミー・ジュニアユース(長野県)の練習。

 

昨日は、一日中小雨が降ったり止んだり。
夕方の練習が出来るかどうかと朝から空を眺めていた。

昼間、グラウンドを見に行くと、乾いていた。
練習前、グラウンドの一部が水に浸かっていたものの、練習は普通にできそうだった。
天気予報では、雨。
案の定、練習前からポツポツと小雨が降りだした。
彼らは天気を気にすることなく、仲間と楽しそうにボールを蹴っていた。

 

 

 

練習の途中でかなり雨脚が強くなってきた。
そんな中でも、子供たちは、全く問題なく練習を続けていた。
しかし数分もすると、かなり強く雨が降り、グラウンドはあっという間に水没し、小川までできた。
雨水で地面が柔らかくなってきて、走るとグラウンドが掘れてガタガタになってしまう。
グラウンド整備も大変になりそうなので、子供たちを集めた。
すると、子供たちは、一斉に言った。

『 まだ、やりたいです 』

 

 

昔、子供の頃、雨の中で遊ぶことは楽しかった。
水たまりを足で踏んづけて水を飛ばして遊んだ。
高校生になっても、グラウンドにできた水たまりでヘッドスライディングをして遊んだ。
ドイツサッカースクールでも、雨が降り出したら、スクール生についてきた兄弟姉妹の幼児が、喜んで雨の中で遊ぶ姿をよく見る。

 

 

昨日、ジャジャ降りになった後も、ジュニアユースの子供たちは、ミニゲームを続けた。
グラウンド整備の関係上、水たまりの中でも、自分たちでミニゲームができる場所を探し、移動し、マーカーでコートを作りプレーし続けた。
ウェアは、雨でビチョビチョ。
子供たちは、水溜まりの中で笑いながらスライディングをする。
もちろん、パンツ、ソックスは、泥だらけ。
終わった後の子供たちの姿は、知らない人が見れば、呆れる程の汚れた状態。
ビチョビチョ、ドロドロ。
しかし、彼らは、やり切った感満載で、みんな、笑顔だった。

泥んこでも、ビチョビチョになっても、それが楽しいと思える時間。
大人が、泥んこで遊んだ後の事を考えれば、止めて!と言いたくなる。
褒められる事ではないけれど、私はこの子供たちの行動は褒めるべきだと思いながら見ていました。

今だからできる事を存分にやる事も大切なことです。
その後、必ず子供たちの学びになります。
雨の中のサッカー。
自然の中で遊ぶ。
子供たちにとっては、最高の遊びの時間でした。

 

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