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教え子からの電話

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昨晩、教え子 S から電話を受けた。

 

S は、大学4年生。
『 報告が遅くなってすみません 』
彼は、来季から、Jリーグクラブの普及部門でコーチをする事になった、と教えてくれた。

 

私が彼を指導したのは、8年前。
私が湘南ベルマーレから長野へ帰郷した年だ。
彼は、中学3年生だった。
チームではキャプテンであり中心選手だった。
中学校を卒業する時、J1リーグの柏レイソル・ユースに合格し越境した。
柏レイソルの育成部門は、かなりの難関。
下部組織所属のジュニアユース出身であっても落とされてしまう場所に、外のチームからセレクションに合格したのは素晴らしかった。
それだけ、当時、サッカーの力がある子供だった。

 

彼は、柏レイソルでトップチームに上がる事は出来ず、大学へ進学しサッカーを続けた。
そして、今回、Jリーグクラブの普及コーチになった。
プロ選手になるという夢はかなわなかったが、これから、サッカー指導者としての新しい人生がスタートする。

 

教え子が、Jリーグのクラブでコーチになったのは、初めてだ。
これから沢山指導者として経験し、学んでいって欲しい。
良い指導者になって欲しいと願っている。

 

サッカーに終わりは無い。
サッカーには、関わる楽しみもある。
これから、子供たちにサッカーを伝え、子供たちを育てることが、とても楽しいことだと実感できる日がくるだろう。
子供たちと共に、サッカーを存分に楽しんで欲しいと思う。

 

嬉しい連絡をくれた教え子に、感謝。

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