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トランプ大統領に告ぐ、自分さえ良ければのメンタリティー

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今朝の新聞で、 『 米、パリ協定から離脱へ 』 という記事を読んだ。

 

今、地球温暖化が進んでいるのを、誰もが肌で感じている。
ここ長野市では、5月であっても30℃を越える日があった。
今から約30年前、私が子供だった頃の松本市では、8月のお盆前あたりで28℃くらいになると、夏日だと言っていた。
しかし、現在の夏は35℃を越えるのが当たり前になっている。
10数年前、私がドイツに住んでいた頃、ドイツの各家庭でエアコンを付けている家は皆無だった。
しかし、近年、ヨーロッパの猛暑によりエアコンの無い自宅で死者が出るケースがあり、ドイツでもエアコンが必要だと言う人が増えてきている。
現に、地球温暖化により、物凄いスピードで北極の氷が解けており、将来、海面が数cm上がると言われている。
日本にも海抜0m地域があるし、世界中の素晴らしい海辺のロケーションを持つ島や国、地域も、水没して無くなる可能性がある。

 

近年、日本でもゲリラ豪雨が頻繁に起こる。
台風の異常発生、進路変更もしょっちゅうだ。
連続した豪雨により、河川が決壊、土砂滑り等の自然災害は明らかに増えている。
これらの災害は、日本だけでなく世界中で起きている。

そのような状況下で、アメリカが、パリ協定から離脱する可能性があるという話は、ありえない。
先進7カ国(G7)を中心に、今、地球温暖化対策として、CO2の排出制限をしなければならない。
G7の国々がリードして地球環境を守ることをしなければ、他の国々もやりたい放題となるだろう。
現に、今、経済成長真っ只中の国々からは、「今までにやりたい放題CO2を排出してきた先進国が地球環境を悪くしてきたのだから、先進国が排出制限をするべきであり、我々の義務では無い」等と主張している国々もある。

 

ニュースから見ると、トランプ大統領は、地球環境を守ることよりも、自国の経済成長を重視したいようだ。
自国さえ良くなれば、というメンタリティーが、地球環境を更に破壊していくだろう。
自分達が生きている今、強烈なスピードで地球温暖化が進み被害が出ている。
それを誰もが実感しているはずである。

今、地球環境を守る為に動かなければ、自分の子供や孫の時代には、更に厳しい環境が待っている。
いつの日か、日本でも40℃を越える日々の中で暮らす時代がくるであろう。
この変化は、世界中で起こりえる。
この温暖化は、明らかに子孫への大きな負の置き土産になってしまう。
次世代に、負の置き土産を残さない為に、良い地球環境を考え直す機会が必要だ。
これは、誰もが思っている事なのではないでしょうか。

『 米、パリ協定から離脱へ 』
トランプ大統領!
地球は全世界繋がっている。
地球温暖化はアメリカだけで解決できる問題ではありません。

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