2年生のサッカースクール生(Kくん)が、退会することになった。
Kくんは、今後、野球をやることに決めた。
小学校の友人たちが、皆、野球をやっており、一緒にやりたいと言ってきた。
Kくんは、私がドイツサッカースクールを始めた初年度からいる子だ。
ドイツサッカースクールの一期生だ。
当時、幼稚園の年中だったKくんは、ハンパないヤンチャ坊主で目が離せない存在だった。
スクール中に、他のスクール生を小突き、押し飛ばし、蹴っ飛ばしまくっていた。
おまけに口が悪く、いつもまわりの子供たちを罵っていた。
Kくんが関るけんかは、日常茶飯事。
それも1回のスクールで、何度もけんかをする子だった。
だから、幼稚園の頃は本当に手の掛かる子で、よくお説教をしていた。
一筋縄ではいかない子だった。
Kくんのスクール最終日、スクール後に最後の挨拶をした時にお手紙をもらった。
小学2年生の直筆で手作りの手紙。
一生懸命に手紙を折った後はあるのだが、やはりぐしゃぐしゃ感は否めない(笑)。
何ともKくんらしい手紙だった。
4年前、J3リーグ、AC長野パルセイロの熱狂的なサポーターであり、ボランティアスタッフを務めるKくんのお父さんがKくんをドイツサッカースクールへ連れてきた。
そんな熱狂的なフットボールファンのお父さんを持ちながら、野球をやりたい! と言い出したKくんが、また面白い。
私は、子供たちが、いろんなスポーツを楽しむ事を推奨している。
だから、Kくんの今後の野球活動も楽しみにしている。
私が、ドイツサッカースクールを始めたときから一緒だったKくん。
私にとっては、記憶に残る伝説的のヤンチャ坊主。
だからこそ、そんなKくんが、かわいくてしょうがない。
別れ際、Kくんに、言った。
『 今度、K の野球の試合、見に行きたいね~! 』
Kくんの今後の成長と、活躍を、陰ながら応援している。
頑張れ、Kくん!
長野市ドイツサッカースクール
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