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お説教する時は、真剣に、決して情け容赦はしない

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トゥラウムアカデミー・ジュニアユースの一昨日の練習でお説教をした。
それから一日が経って、昨日の練習。

 

私は、中学生たちが集まる前に、マーカーで練習用のコート作りを終えていた。
そのうち中学生たちがどんどんと集まってきた。
すると数人集まった段階で、ゴールを運び出した。
私が指示をしたわけではない。
子供たちは、一昨日とは違い、自発的にゴール運んでいた。

一昨日、ゴールを運ぼうとしない、そして嫌々運んで膨大な時間がかかった中学生たちを前に、私はお説教をした。
私は、選手に、子供にお説教をする際、一切、情け容赦しない。
私は、子供の言動、態度が悪ければ、一歩も譲らない。

 

昔の教え子たちに久々に再会すると、口々に言う。
今でも西村さんに会うと背筋がピンと伸びます。
今でも緊張します。
その度に、『 俺は、全く怖く無いぞ! 』 と笑う。

昨年、豊田スタジアムで名古屋グランパスの古林将太の試合を観戦し、翌日、一緒に昼食に行った。
その時、ショウタが、『 全国大会で行ったJヴィレッジで、試合前なのにボロクソ怒られましたよ。絶対、忘れません 』 と言っていた。
ウォーミングアップ場は、Jリーグのクラブが数チームが集まってアップしている場所だったが、私は、そんな事は関係無く、怒鳴り上げたらしい。
ショウタは、あの時、まわりのチームの人たちがみんな注目していた、と笑っていた。

 

私は、子供たちが間違ったことをしていたら、間違っていると言うことを伝える。
そして、間違っていることを理解させ、自ら気付いて改善できるよう促す。
それが私の役目だと思っている。

一昨日、嫌々ゴールを運んでいた中学生は、昨日、明らかに違っていた。
一昨日に比べて人数は少なかったのだが、やる気に満ち溢れた子供たちは、少人数でありながらも即座にゴールを良い位置まで運び終えた。
その光景を見て感心した。
子供が今回のお説教を理解し、成長したと実感できる瞬間だった。

お説教などなくしても、子供たちが日々いろんなことを感じ学んでいけたら、それが最も良いのだが、そうスムーズにはいかない。
何か足りなければ、間違っていれば、私は、真剣にお説教をする。
それで、子供たちが学び成長してくれたら良いと思っている。

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