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サッカーの試合中に友達が転んだ!あなたならどうする?

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先日のドイツサッカースクールの何気ない一コマ。
当たり前に進むサッカーの試合だが、子供たちにはいろいろなハプニングがある。

 

スクールのミニゲーム中に一人の子 A が転倒した。
A は、ドリブル中に対戦相手の子に足が当たり、転んでしまった。
当った相手は、A に気付かず、そのままボールを追いかけて行ってしまった。
だからと言って、試合を止めることはありません。
試合中だから、勝つ為に一生懸命にボールを追いかけて行く事は大事です。

私はそのまま見ていた。
A は、転んだままミニゲームのコート内で下を向いて座り込んでいた。
すると、その転倒とは全く無関係だった B が、A に向かって来た。
そして、もう一人、近くにいた C も A の元に来た。
B と C は、2人で A に手を差し出し、A の身体を引き上げ、立たせた。
何気ないこの一コマで、見ていた私は思わず笑顔になれた。

 

今、世の中では、他人に関心を持たない人が増えている。
特に都会の生活に多く聞く。
マンションの上下階ならまだしも、隣りに住んでいる人を知らなかったり。
隣近所の人たちとの関わりを持たなかったり。
また、会社、学校の中で、コミュニケーションが上手く取れない事もある。

 

子供同士のサッカーの試合で、転んでいる子に手を差し出す。
当たり前の様に聞こえるだろう。
大したことではない。

しかし、この行為は子供たちが他人の事に気を配っている現われです。
思いやり、人を助ける温かな気持ちを持っている子供たちです。
人として、自然に仲間に関ることがでた。
素晴らしい一面を見せてもらいました。

今、現代社会では、他人に対して無関心な人が増えているからこそ、あえて他人に気を配ることを意識して欲しい。
子供たちが、ドイツサッカースクールの中で、サッカーを通じて何気なくでも養われる思いやりの心、とても良いと思います。
子供たちには、まわりの人たちに気を配り、思いやりを持てるように、育って欲しい。

 

 

 

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