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湘南ベルマーレの菊池大介選手が浦和レッズへ移籍。

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昨日、湘南ベルマーレの菊池大介選手(10番)が浦和レッズへ移籍するという報道をネットで見た。

 

私は、湘南ベルマーレ在籍時代、大介を知った。
彼が中学三年生の時だった。

たまたま長野県サッカー協会主催のフットボールカンファレンスのパネルディスカッションに参加する為に、長野へ戻っていた。
その時、カンファレンス会場で大介の存在を知った。
私は、会ったことも、プレーを見たことも無い大介に興味を持ち、彼のことを徹底的に調べ上げた。
その後、湘南ベルマーレは、現トップチーム監督の曺さんが、自ら長野へ出向いて大介の獲得に動いた。
既に名古屋グランパス、東京ヴェルディが獲得に動いていたが、大介と彼のご家族は、最終的に湘南ベルマーレを選んでくれた。

大介は、湘南ベルマーレの選手として、高校生(16歳)ながら、J2リーグ史上最年少出場と最年少ゴール記録を樹立した。
現在では、湘南の10番を背負い、中心選手として活躍していた。
湘南で高校生からプロとして育った大介が、今回、日本のビッククラブ・浦和レッズへ移籍する。
この時期は、Jリーグで多くの選手たちの移籍ニュースを目にするが、大介のニュースは私の中で最も大きな移籍ニュースだった。

 

 

昨年のオフ期間、大介はドイツサッカースクールへ遊びに長野市まで来てくれた。

 

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(2015年12月 ドイツサッカースクールにて)

 

私は、事前に監督の曺さん、前社長の大倉さんに大介の出演を依頼をした。
曺さん、大倉さんを含め湘南ベルマーレは、快く大介をウチのイベントに参加させてくれた。
大介は、長野市の子供達と一緒にボールを蹴り、子供達に沢山の笑顔を与えてくれた。

 

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(2015年12月 ドイツサッカースクールにて)

 

多くの子供たちが大介に惚れ込み、憧れるようになった。
今季、ウチの多くのスクール生たちが、平塚、川崎、大阪などで大介のJリーグの試合を観戦した。
ドイツサッカースクールでは、希望者を募り、観光バスで埼玉スタジアムへ 浦和レッズ vs 湘南ベルマーレ を観戦しに行った。
その時、約50人のスクール生とご家族が、大介の応援をした。
それは、大介が子供達に直接夢を与えてくれたからだ。

 

大介は、湘南ベルマーレで育った。
初めて湘南へやってきたのは、中学3年生。
大介なりのサッカー人生で大きな一歩となる湘南への引越し、平塚での高校通学、ベルマーレでのサッカーだったと思う。
今の大介があるのは、その大きな一歩をサポートしていた監督の曺さんや、湘南ベルマーレのスタッフ、サポーターのお陰だ。

今回、大介は、浦和レッズへの移籍を決めて、更なる人生の大きな一歩を踏み出した。
浦和レッズは、ビッククラブだけあり、チーム内の競争も激化するだろう。
しかし、そこへトライするからこそ、新しいものが見えてくる。
湘南ベルマーレでお世話になった方々の為にも、これから是非頑張って欲しい。

 

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(2015年12月 ドイツサッカースクールにて)

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00532420-soccerk-socc

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