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子供が子供の面倒を見ると、それはまた続く!

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ドイツサッカースクール(長野市)では、日々嬉しい子供の成長を感じる出来事が多々ある。

 

先日、2年生のお子さん(Y)が初めてスクールにやってきた。
その日のドイツサッカースクール会場には、Y と同じ小学校の子はいない。
2年生の Y は全く知らないところへやってきたら、とても心細かっただろう。
一人ぽつんと立っている Y 。
すると、5年生の N が、スクール前に Y を連れて一緒にボールを蹴りだした。

 

N は、1年生の頃からドイツサッカースクールにいる。
N は、三兄弟の三男坊。
長男、次男がドイツサッカースクールに在籍していた為、お兄ちゃん達と一緒に通ってきた。
いつもお兄ちゃん達が一緒だったから、私の中では、いつもちっちゃな Nくん のイメージがついていた。
長男は、小学6年生で国際委員としてアフリカ・ルワンダへ行った程のしっかり者。
次男は、いつもニコニコしていて、優しく、温かく、思いやりのある子。
長男、次男は、小学生の頃から大人相手にもきちんと会話ができて、コミュニケーション能力が高い。

 

この二人に比べると、 N は、ぼーっとしていて大人しいばかりと思っていた。
N が、初めてスクールにやってきたちっちゃな2年生の面倒を見ている姿に、正直、驚いた。

 

気が付けば、N も5年生。
私にとっては、いつもちっちゃな Nくん だっただけに、N の成長を感じて嬉しかった。
N は、小さな頃からドイツサッカースクールに通っている。
ずーっと、N のお兄ちゃんたちを含め、大勢の年上の子達に面倒を見てきてもらった。
そんな子が、次に、N よりちっちゃな子の面倒を見るようになった。

 

私がドイツサッカースクールで大切にしていること。
年上の子は、年下の子が、安心して遊べるように面倒を見る。
それは、私が、子供の頃、山や川や公園で子供同士の遊びで学んだこと。

 

また一人、私の想いを自然に体現してくれる子供が出てきた。
日々、スクール会場では、このような子供の成長を見ることが出来る。
今後の成長が楽しみだ。

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