2023年度 トゥラウムアカデミー・ジュニアユース新規生・体験練習会(現小学6年生対象)長野市サッカークラブ
日本代表は、目標としていた歴史上初のベスト8を達成できませんでした。
しかし、予選リーグでドイツ、スペイン、いわゆる世界のサッカー大国と対等に戦い、勝利した事は事実です。
クロアチアには、あと一歩でしたが、前回準優勝の国に90分で負けることはありませんでした。
これらは、闘う日本の選手たちが、ヨーロッパでプレーし、世界的なトッププレーヤーと、毎週、試合をしているからこその結果です。
私がドイツでコーチをしていた頃、ヨーロッパでプレーする日本人は、中田英寿選手1人しかいませんでした。
しかし、今は、メンバーのほとんどの選手が、サッカーの本場・ヨーロッパでプレーしています。
それがスタンダードになりました。
今回、ワールドカップで闘った選手たちにとっては、ワールドカップは夢の舞台では無く、強豪国でも自分たちの対等な相手として、
どうやって勝つのか?
どうやって勝ち上がるのか?
に向き合っていました。
1998年フランス・ワールドカップ。
私は、フランスのパリにアパートを借りて約2か月滞在し、実際にワールドカップ15試合ほどをスタジアムでライブ観戦しました。
初めて出場した日本代表は、3戦全敗で予選リーグ敗退。
4年前の2018年、ロシアワールドカップでは、モスクワを中心に約1週間滞在し、日本代表戦と優勝したフランスの試合を観ました。
ロシアで日本代表は、ベスト16で大会を終えました。
そして、今回のカタールでもベスト16。
結果で見れば、ベスト8は達成できませんでしたが、闘う選手たちが見せた景色は、日本サッカー界にとって、新たなステージへと階段を上ったと実感しています。
今後も、日本サッカー界に関わる全ての人の力によって、更に高みへ上っていくと思います。
海外でプレーする選手、Jリーグ、地域で子どもたち、サッカーに関わる全ての人の力が結集して、いつの日か、ベスト8を達成できる日が来ます。
日本代表の皆さん、お疲れさまでした。
感動をありがとうございました!
ゆっくり休んでください!
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