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指導者目線で共感できる人・久し振りの再会

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今週の東京出張。
某Jリーグクラブで働く指導者仲間のKさんに会い、新たなプロジェクトを見せてもらった。

 

俺が湘南ベルマーレでジュニアユースコーチだった頃、Kさんも同年代のコーチだった。
よく練習試合をしたし、Jクラブが集まる大会でもよく一緒になった。
若い頃、一緒に酒を飲み、熱く語りあった仲だ。
最近も、たまぁに電話で話すことはあるが、会うのは久し振りだった。

 

話はやはり尽きないし、何もかもが熱い!
いくつも興味深い話があった。

俺とKさんの共通の知人が大学サッカー部コーチをしている話から、今の大学生は昔とは異なる、と言う話になった。

確かに、それは、大学生に限らず、子供達にもいえる。
最近の子供たちは、昔とは明らかに変わってきている。

しかし、俺は、いつの時代も、子供たちへの指導のベースは変わらないと思っている
大切なことは、昔も今も、何も変わらない。
ただ、子供達のメンタリティーが変わってきているから、伝え方は変えている。
俺たちは、サッカーというツールを使って、子供達の人間力を高めている。
サッカーコーチという職業で、子育て、人育てをしていると、俺は思っている。

すると、Kさんは、『 俺も全く同じだと思っている 』 と言う。

 

次にトレーニングの話になると、俺は俺なりに伝えた。

昔は、システマティックなトレーニングを沢山やっていた。
複雑な方法論をも上手く使いこなし、練習を行っていた。
しかし、指導者を長く経験してきて、今は、とにかくシンプルなトレーニング方法を好んでいる。
簡単な方法論で、大切な事を、子供達に落とし込んでいく。
今でも、システマティックなトレーニングをしようと思えば、簡単にできるが、今、俺が現場で求めていることは、いたってシンプルだと。

Kさんは、またもや 『 俺も全く一緒 』 と言う。

 

Kさんから聞く話で、共感する部分も沢山あった。
俺と同じ哲学も沢山聞いた。
お互い、常に目線が子供達、選手たちに向いている。
子供個人個人の成長にベクトルを合わせている点では、俺たちは最も似た者同士だと感じる。

 

久し振りに親しき指導者仲間との打ち合わせは、改めて自分を見つめ直し、自分の指導を見つめ直す時間にもなった。
とても有意義だった。

 

別れ際、Kさんが言っていた。
takeo が庭でバーベキューや焚き火をしたり、冬に沢山の雪の中でスキーをしてるのをFacebookを見て、いいなー、と思ってるよ。

俺は、Kさんに伝えた。
もちろん関東でも、発想の転換したら、外での素敵な時間を過ごせると思うよ、と伝えた。

Kさんとの打ち合わせ目的は、大きな現在進行形のプロジェクトを見せてもらう事。
大いに刺激を受けた。
しかし、サッカー以外でも、感覚が合うな〜、と嬉しく思いながら、次の打ち合わせに向った。

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