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小学5年生から、因縁の常念岳

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昨日、ネットニュースで、北アルプスの奥穂高岳で遭難者が出て亡くなった記事を見た。

先日、常念岳の頂上から眺めていた山だったので、他人事とは思えなかった。

亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

 

そして、直ぐに山の愛好家の父親に電話をして遭難について聞いた。。

 

 

さて、常念岳は、私にとっては、思い出深い場所。

私は、小学5年生の時、両親と弟と常念岳、燕岳への2泊3日の登山を経験した。

山の愛好家の父親に連れられて登ったのだが、その登山は苦い思い出となっていた。

 

荷物が重く、山道をただただひたすら、ずーーっと歩く。

私には、全く楽しいものではなかった。

いや、辛いだけ!であった。

その苦い思い出から、それっきり、私は、山への興味を持たなくなった。

当時、松本市は、小、中学校で登山があったので、それだけは行かなければならなかったので、行った。

 

両親曰く、家族登山の時、5年生だった長男の私は、多少、荷物を持たされた。

2年生だった次男は、まだ小さかったので、軽いリュックサックだけ。

この荷物の大きさ、重さの違いが、後々尾を引いて、私は、この登山から完全なる登山嫌いとなった。

その後、両親に何度も、『 登山へ行こう 』 と誘われたが、全て断った。

弟は、その後も、両親と登山をしている。

人は、誰でも、何でも、最初に経験するインパクトが大切で、その後の行動に影響する。

 

 

 

 

大学生の時、体育学部だった私たちには、冬季、スキー実習があった。

前期、後期の2グループに分かれたのだが、私のグループは、快晴。

もう一方のグループは、吹雪。

スキー実習を終えて、サッカー部の仲間が、スキーにはまりだした。

その仲間は、皆、スキー実習で快晴の中、スキーを楽しんだグループ。

吹雪だったグループの仲間は、その後、ほとんどスキーをやらなくなった。

 

 

 

 

私にとって常念岳は、苦い経験の場所であった。

山嫌いになった場所。

しかし、約30年以上の時を経て、今回、常念岳の頂上へ辿り着いた。

そこは、快晴。

北アルプスの山々を眺めることが出来た。

 

 

小学五年生の頃の自分を思い出し、感慨深かった。

嫌いになった場所へ、もう一度戻り、今は、今後も山を楽しみたいと思える様になった。

息子も山に魅了され、山を好むようになっている事を嬉しく思う。

 

 

また、親父に山をご教示願おう。

 

 

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