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上高地ハイキング、明神 → 徳本峠入口 → 徳沢へ、行かず → 明神

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2020年度 トゥラウムアカデミー・ジュニアユース新規生・体験練習会(現小学6年生対象)長野市サッカークラブ

 
 

上高地・明神館の前。

 

 

道案内の看板には、上高地バス停まで3km。

 

 

明神池には、0.6km。

私たちは、バス停横にある小梨平のキャンプ場から歩いてきた。

ということで、約3km歩きました。

 

 

その反対側には、

 

 

徳沢 まで3.4km、と道案内されていました。

 

案内看板を見て、後ろに振り替えると、

 

明神岳の説明。

 

 

ガイドの父親が、前穂高岳 を見に 徳沢 へ行こう! と言い、一路 徳沢へ。

これより先は、『トレッキングエリア』です、という看板が。

 

 

ここからは、トレッキングシューズや登山靴、その他の装備が必要です、 と書かれていました。

私たちも、たかがハイキングですが、

・水、

・カッパ、

をリュックに入れてきました。

 

この時、天気は晴れでしたが、山の天気はいつ変わるか分かりません。

前夜、野外で食事。

天気予報では晴れだったものの、たまに、さーっと通り雨がありました。

夜は、息が白いくらい寒かった。

体に雨が当たると、かなり冷たかったですね。

 

 

山は標高が高く(上高地は1500m)気温が低い。

急な雨で衣服が濡れれば、体温を奪われます。

平地、下界では、まずありえないと思いますが、山では、雨により低体温症になる危険性があります。

現に低体温症で亡くなる方もいます。

だから、山では、カッパを常備していると安全です。

 

 

水も大切です。

山を歩いていると、知らず知らずの間に発汗しています。

暑くなくても、水分摂取は大切です。

山の中では、水は、生きる為に必要です。

もし、仮に、遭難をして食料が無くても、水さえあれば、人間は数日間生きられます。

ですから、山では、水をいつも持参する必要があります。

 

 

明神館から少し進むと、三差路へ。

 

 

真っすぐ進めば 徳沢 → 横尾。

右へ進めば、徳本峠。

徳本峠 は、松本から上高地への入口。

今は、誰もが、バス、タクシーで釜トンネルを通って上高地へ入ってきます。

しかし、釜トンネルができるまでは、松本から上高地へ入るには、徳本峠 を通ってこなければなりませんでした。

江戸時代には、松本藩の約300人もの木こりが、徳本峠 を通って上高地へ木の伐採に入っていたと言われています。

彼らは、上高地の材木で年貢を払っていたそうです。

 

 

ここは、登山口です。

 

 

徳本峠 へ進むには、登山の装備が必要です、だそうです。

登山をするには、遭難しないように、きちんとした装備と計画、申請が必要です。

山は、遭難したら、誰も助けてはくれません。

自分の力で生き抜くための準備がいります。

 

 

私たちは、ここから徳沢へ向かって進みました。

天気は良さそうなのだが、雲がかかって、山が全く見えない。

その為、明神 と 徳沢 の中間あたりで断念。

徳沢 まで行けば、 前穂高岳 が見られると期待しながら歩いてきた。

しかし、分厚い雲で山が覆われて見えない。

残念!

やはり、天気には勝てません。

そこからは、一路、再び明神 へ戻ります。

 

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