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良い海外経験では、幼児も変わると実感!

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昨日、海外へ出掛けていたK君が帰国して、久し振りにスクールへやってきた。

 

K君は2週間弱、海外へ行っていた。
昨日、K君にオーストラリアはどうだった?
と聞くと、
コーチ、オーストラリアじゃなくてニュージーランドだよ!
と言われた。

5歳の男の子に国の名前を訂正された私は、思わず自分の間違いに吹き出してしまった。

しかし、5歳で大したもんである。
K君は、ご家族と一緒にニュージーランドへ行き、彼自身はこの期間に現地の幼稚園へ通っていたらしい。
もちろん英語圏なので、現地の幼稚園では英語のみの生活だろう。
もちろん、K君は、英語が出来ない。
なんともすごい話である。

 

20歳を過ぎて初めて海外旅行をした私は、その時大きなカルチャーショックを受けた。
その後、大学を卒業してからドイツへ留学し、23歳になって初めての語学習得は、なかなか大変なものだった。
だからこそ、若年層での海外経験は、とても良いと思っている。
現に、AC長野パルセイロ・ジュニアユース監督時代、クラブとして中学生を連れての初めてドイツ遠征を行った。
ドイツ遠征へ参加した多くの子供達は、その後自ら英語検定を受ける様になっていた。
海外経験は、言葉の面だけでなく、世界を身近に感じて視野を広げるには良い機会だ。

 

昨日のK君は、何となく以前より自信が付いた様だった、とスクール後にシモコーチが振り返っていた。
言動から見ても、短期間とは言え海外に行って現地を肌で感じたに違いない。
何ヶ月も、何年も海外にいたわけではない。
しかし、5歳で言葉が通じない現地の子供達と接した事で、かなり自信になったのだろう。
それが、すぐに、彼の様子に現れていたと感じた。

改めて、海外で子供が過ごす経験と時間は、貴重であり素晴らしいと思った。

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