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精神的に大きく成長したRくんの旅立ち

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先日、3年生のRくんは、ドイツサッカースクール最終日だった。

 

Rくんは、1年生の時にお父さんに連れられて、ドイツサッカースクールへやってきた。
2年生の途中からは、自宅近くのサッカーチームにも加入した。
今年3年生になりチームの練習が平日・週末と増えたため、ドイツサッカースクールを退会することに決めた。
まだドイツサッカースクールを続けてほしい、とお父さんは願っていたが、お父さんは、本人の気持ちを尊重した。

 

Rくんのドイツサッカースクール最終日、スクール前にRくんは私のところにやってきて言った。
『 コーチ、ぼく今日最後です。
今までありがとうございました。
みんなにも一言言いたいです 』

 

スクール終了後、R君はみんなに挨拶をした。
小学3年生が、自ら挨拶を志願し、そして、人前に立ち挨拶をした。
その姿は、とても堂々としていた。
とても3年生には見えない、素晴らしい存在感だった。

 

Rくんが初めてサッカースクールに来た日のことを今でも良く覚えている。
まだ1年生だったRくんは、とても小さくて幼かった。
自分から意見を言えるなんて、そんな雰囲気ではなかった。
しかし、その時から2年が経ち、サッカーも上手くなったし、精神的にも逞しくなった。

 

最後に私はRくんに伝えた。
時間がある時は、またいつでも遊びにおいで!と。

 

Rくんは答えた。
『 はい、ありがとうございます 』

 

敬語も使えるようになったRくん。
最終日の挨拶も振舞いも、とても立派でした。
これからもRくんの活躍と成長を楽しみにしています。

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