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浦和レッズ・菊池大介選手のコミュニケーション能力と人間力

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先週末、2日間、信毎杯長野県ユース選抜サッカー大会を視察した。

 

この大会では、長野県を4分割したトレセンとJクラブが集って試合を行った。
かなり大勢の子供たちが集っていた。
トレセンとJクラブが集る大会なので、地域で能力の高い子供たちが参加していた。
2日間、沢山の試合で大勢の子を見たが、個々、人間力に、大きな差があった。
苦しい場面で戦い、立ち向かえる子には、人間力があった。
そして、仲間を思いやり、勝つ為にチームを引っ張ることが出来るかどうかも人間力です。
ピッチ上で仲間とのコミュニケーションが取れる子と、そうでない子がいました。
全体を見ても、後者の方が圧倒的に多いのが現状でした。

 

かつて、私が湘南ベルマーレで中学1年生を指導していたとき、高校1年生でユース所属だった菊池大介(現浦和レッズ)がリハビリで私のチーム練習のミニゲームに参加しました。

 

大介は、初めて私のチームに参加した為、顔見知りではない中学1年生たちに自ら寄って行き、子供たちの名前を聞き、声を掛けていた。
そして、子供たちを集めて円陣を組み、ミニゲームを始めた。
大介は、ゲーム中、子供たちのプレーに 『ナイス!』 と声を掛け、子供たちにハイタッチをし、子供たちを盛り上げて一緒にプレーしていた。
たかだか一時間くらいで、中学生たちは、大介のとりこになった。
大介は、サッカーが上手かったのはもちろんですが、子供たちは、大介の人柄に憧れた。

 

 

大介には、高校生の頃から、人と関わるコミュニケーション能力と人間力があった。
サッカーの上手さと、その人間力で、大介は16歳でJリーグデビューした。

 


一昨年、大介がドイツサッカースクール(長野市)へ遊びに来てくれた時も一緒だった。


(2015年12月)


大介は、自然に、気さくに、笑顔で子供たちに接していた。

 


(2015年12月、ドイツサッカースクール主催:菊池大介選手と遊ぼう!)

 

その後、大介の試合を見たくて、長野から平塚競技場や埼玉スタジアムへJリーグ観戦に行ったスクール生もいる。

 


(2015年12月)

 

子供たちは、すぐに大介のファンになっていた。

 


(2015年12月)

 

 


サッカーの技術、戦術は、心が司る。
だから、サッカーは、心が大切だ。

この心は、社会に出ても必ず役に立つ。
子供たちには、コミュニケーション能力、人間力を付けていって欲しいと思う。

 

 


(2015年12月)

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