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『骨折予防②運動』 原田さんのちょっと小耳に入れたい話 vol.7-④

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【2020年度 トゥラウムアカデミー・ジュニアユース新規生・体験練習会(現小学6年生対象)長野市サッカークラブ】

【トゥラウムアカデミー/ドイツサッカースクール スタッフ募集のお知らせ】

 

② 運動

普段は全く意識していませんが、骨は毎日一部壊しては修復するという作業を繰り返しています。

この作業のお陰で骨は太く、強くなっていくのです。

その作業は運動による刺激が引き金になると言われており、運動は欠かせません。

骨に刺激を与えるという意味では、縦方向の運動が良いと言われています。

縦方向というのは大腿骨のような長い骨をイメージした場合の縦です。

つまり跳んだり走ったり歩いたり…の動きの方が、泳ぐ(横方向)動きよりも骨への刺激が大きいのだそうです。

さらに太陽の光を浴びることも大切で、骨の形成には日光の紫外線が必要です。

紫外線に長時間あたることは心配ですが、長時間戸外にいなくても、お子さん達は通学やトゥラウムアカデミー、ドイツサッカースクールのトレーニングに参加される程度の時間で大丈夫。

保護者の方も日々の買い物や通勤で浴びる紫外線の量で充分とされています。

 

骨の形成のためにも運動は大切なのですが、もう1つ体のバランス感覚を養うためにも運動は有効です。

骨折の原因の多くは転倒や衝突です。

ぶつかったり転んだりしないように全身を上手に使える感覚を養っておくことも大切です。

そして最後にスポーツビジョン(動体視力)向上の観点からも、戸外でたくさん遊ぶ事、スポーツする事は有効です。

それも子ども時代に多くの時間を戸外で体を動かすことが有効なのです。

例えば木登りをする時に、次はどの枝をどちらの手で掴めば良いのか、降りる時にどちらの足に体重を掛けるのか…。

鬼ごっこをしても、鬼が今どこをどのくらいのスピードで動いているのか、鬼の子は足が速いから自分はどの方向へどのように逃げたら捕まらないか…など、いちいちコーチや保護者から指示されなくても反射的にできたり、瞬時に自分で判断できる力は、普段から沢山遊んでいることで養われます。

見る力も判断する能力も普段から鍛えることができ、それが骨折を招く転倒予防の基本になります。

とっさの時に瞬時に身をかわす動作も自然と出てくるものです。

 

ドイツサッカースクール・メディカルスタッフ
森林セルフケアステーション Zitterhouse
原田 純子

389-1303長野県上水内郡信濃町野尻3884-410
026-255-3817.
zutterhouse@outlook.jp

【経歴】
元浦和レッズ・ハートフルクラブ メディカルスタッフ
元三菱重工サッカー部 マネージャー
元公益財団法人 三菱養和会 メディカルスタッフ
元青山学院初等部 養護教諭

【資格】
保健師
看護師
養護教諭
高等学校教員(保健)
森林セルフケアコーディネーター(NPO法人日本森林療法協会)
森林セラピスト(NPO法人森林セラピーソサエティ)
森林ソムリエ(フィトセラピー協会)
メディカルハーブコーディネーター(日本メディカルハーブ協会)

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