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何も言わずに寄ってきて手伝ってくれた、豊野中学校の生徒たち

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先週末、リーグ戦最終節。

弊団体は、運営当番だった。

 

当日最終試合のハーフタイム、私は、運営当番をしていた弊団体のコーチと一緒に、本部のテントを片付け始めた。

テントは、簡易的なテントではなかった。

骨組みがしっかりしていて、屋根には、分厚い白いシートを掛けて縛るタイプ。

よく学校の運動会などで使用しているもの。

私たち2人だけでは、簡単に片付けられないタイプのテントに、試行錯誤していた。

 

すると、中学生たちが、すーっと寄ってきて、手伝い始めてくれた。

私は、彼らに声を掛けた。

『 助かるよ。ありがとな! 』

 

 

彼らのジャージを見ると、胸に TOYONO と書かれていた。

豊野中学校の生徒たちだった。

彼らは、10月の台風19号で被災した中学校の生徒たち。

中学校が被災してしまったので、サッカーどころか、授業すらできなかった子供たちです。

 

彼らは、誰かに言われて手伝い始めたのではない。

彼らの監督さんは、ちょうど試合の副審で、子供たちと一緒にはいなかった。

彼らは、自ら進んで手伝いを始めてくれた。

大勢の子供たちが手伝ってくれたので、あっという間に片付いた。

 

心温まる彼らの気付きと行動に感謝します。

そして、そんな彼らをリスペクトします。

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