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足の速い少年・陥りやすい事

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少年サッカーの試合で活躍するのは、足の速い子供が多い。

足の速い選手は、攻撃面で、相手より速く走り抜けるスピードがあり、相手を突破できる。
守備面でも、足が速いことにより、相手に追いつくことができる。
足が速い、これはサッカー界では武器だ。
そして、パワーがある事も、相手に競り勝てる為、非常に有利になる。
だから、足が速くてパワーがあれば、少年サッカーでは活躍しやすい。

しかし、子どもの頃に、スピードとパワーだけでプレーしている子は、高校生くらいになると活躍できなくなるケースが多々ある。
それは、高校年代になると、小学生の時のような身体的な差がなくなってくるからだ。

子供たちの発育には大きな差がある。
例えば、生れ月を見たら、4月に生まれた子と、翌年の3月に生まれた子では、大きな差があって然りだ。
幼児でみると、解りやすい。
同じ学年で、歩みも言葉もはっきりしている4月生まれに対し、翌年3月に生まれた子は、まだ走る姿もよちよちだったり、言葉も言えないケースがある。
しかし、幼稚園、小学校、そしてサッカーでも、4月生まれから翌3月生まれまでが同じ学年で同じ扱いを受ける。
だから、4月生まれの方が、早生まれよりも、なんでも出来やすい傾向がある。

しかし、子供の身体的成長には個人差がある。
例えば、俺は、小学生、中学生の頃はチビだった。
俺は、なぜか高校に入ってから身長がグッと伸びた。
だから、小・中学校の友達は、俺がチビだと思っていて、中学卒業後初めて会ったりすると、俺の身長を見てびっくりする奴が多かった。

逆に、俺の弟は、幼稚園、小学生では、とにかく目立って大きい方だった。
しかし、中学時代に身長が止まった。
子供の成長は、早くやってくる子もいるし、遅くからの子もいる。

子どもの頃、スピードとパワーを武器にして、常に活躍していても、高校生になり、全く活躍できない子がいる。
それは、幼少期にスピードとパワーに頼り切っていたから。
高校生になると、みんな一応にスピードも増し、パワーも付き、相手にプレッシャーを掛けてくる。
その際、その相手のプレッシャーを掻い潜るには、『 技術 』 が絶対的に必要になる。
ボールを正確に止め、運び、蹴ることだ。

小学生年代での早熟君が、きちんと技術を身に付けてこないケースが多々ある。
それは、幼少期に、スピードとパワーだけで活躍している事に満足するからだ。

高校生になって、本人がその技術不足に気が付き、さて、今から技術をつけようとしても、時すでに遅し。

プロ・サッカー選手で足が速い選手は、みんな技術がある。
子どもの頃から、コツコツと技術練習をする事は本当に大切だ。
小学生の頃、足が速いから敵なし、ではない。
ぜひ、楽しんでボールを正確に止め、運び、蹴ることを、地道に続けて欲しいと思う。

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