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『そして必要な時に!』  原田さんのちょっと小耳に入れたい話⑤

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*そして必要な時に*

 

ほとんどのご家庭では1日3食が基本ではないかと思いますが、これも3食でなければならない訳ではありません。
スポーツ栄養では体を使った後に、できるだけ早く使った分のエネルギーと栄養を補うことが良いとされています。
なので補食と考えて4食になっても良いと思います。
トレーニング会場まで距離があってすぐには帰宅できない場合、トレーニング後に帰宅してから食べる食事の主食部分をおにぎりにして持参すると言う方法をとっていた選手もいました。
マリノスの中澤選手は高校時代、トレーニング会場の読売ランドから埼玉の自宅までの電車の中で(マナー的にはお勧めしませんが)お母さんが作って下さった大きなおにぎりを食べていたと言うのは有名な話です。
レッズレディースのジュニアユースの選手でかなりの遠距離を通っていた選手は、親御さんが毎日のように送迎されていましたが、帰りの車の中で夕飯のお弁当(自家製)を食べたり、仮眠したり、宿題もそこで済ませたり…と工夫していましたよ。

またあるスポーツ栄養の先生の講演会で「僕は一流選手を目指しています。どうしたら一流選手になれますか?」と質問した大学生がいました。
聴衆はみんなシーンとして先生の回答を聞き逃すまいと注目です。
先生の答えは「グランドのそばに家を建てなさい」でした。
先生は「あなたには奥さんがいますか?まだ結婚していなかったとしても、お母さんか誰か食事を作ってくれる人はいますか?」と続けました。
つまり、トレーニングが終わったらできるだけ早く食事をしなさい、ということです。
そして、お風呂に入ったり、マッサージをしたりして使った筋肉を手入れし、高まっていた心も早く休めることが大切ですと言われました。
スクールでもトレーニングが終わったら出来るだけ早く身支度を済ませて帰宅し、食事をすることは身体のメンテナンスの面からも大切なことです。
運動はサッカーで、栄養は食事で、そしてしっかり休養も取ること。

運動、栄養、休養の3つは健康の3要素です‼

休養は休むことで、ダラダラすることではありません。
特に22:00から2:00は眠りのゴールデンタイムと言われています。
この時間帯には深い眠りについていることがポイントです。
このゴールデンタイムに成長ホルモンなどが分泌され、筋肉の疲れも回復し、明日の元気が生まれるのです。
先ずはしっかり眠りましょう!

 

2018年トゥラウムアカデミー・ジュニアユース体験練習会について

【 11月 】
11/24
(金) 更北運動場
11/28(火) 犀川第二運動場
11/30
(木) 真島ホワイトリング・サブアリーナ

 

 

ドイツサッカースクール・メディカルスタッフ
森林セルフケアステーション Zitterhouse
原田 純子

389-1303長野県上水内郡信濃町野尻3884-410
026-255-3817.
zutterhouse@outlook.jp

【経歴】
元浦和レッズ・ハートフルクラブ メディカルスタッフ
元三菱重工サッカー部 マネージャー
元公益財団法人 三菱養和会 メディカルスタッフ
元青山学院初等部 養護教諭

【資格】
保健師
看護師
養護教諭
高等学校教員(保健)
森林セルフケアコーディネーター(NPO法人日本森林療法協会)
森林セラピスト(NPO法人森林セラピーソサエティ)
森林ソムリエ(フィトセラピー協会)
メディカルハーブコーディネーター(日本メディカルハーブ協会)

 

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