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競争勝敗の気持ちは?勝ったら?負けたら?

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サッカースクールで子供の様子を見ていて驚いたことがあった。

 

みんなでドリブル競争をした。
子供達は、競争になると喜んで走る。
一番になりたくて、必死になる子が多い。

その中に、必死にならない、なれない子がいた。

その後、子供達にハンディを付けて更に走らせる。
すると、普通に走ったら一番になれない子供達も一番になれる。
子供達は、そこで少しでも速くなったり、更に一等賞になれると達成感を味わう。

しかし、先程必死にやらなかった子は、相変わらず頑張らない。
というより、その子は、わざとふざけながらゆっくり走っていた。
その子の様子は、頑張る事が恥ずかしい事のように見えた。

 

頑張らない、必死にやらない子供がいても否定はしない。
子供は、個々に持っている性格が違うから。

しかし、小学生は、ゆくゆく中学生、高校生へと成長していく。
高校、大学を受験する時が来れば、必然的に競争の中に自分が置かれてしまう。
社会へ出れば、日々、競争の連続だ。
人は、社会の中で、競争を回避して生きていくことは難しいと思う。

 

人は、それぞれに個性がある。
だから、個性を尊重することは大切です。
しかし、競争を回避しようとする子供達を見て、私は違和感を感じた。
子供達が、今後に接する競争社会を考えたら、子供の頃から、競争の中で勝とうとする心は大事な気がする。

現に、ドリブルが遅くても、必死に頑張っていた子供達が沢山いた。
その子供達は、一番になれなくても、自分に与えられた課題に必死に取り組んでいた。
私は、その頑張っている子供達に、一番を取らせたいと思った。
だから、ハンディを付けて、彼らが一番になる喜びを感じられるようにした。

頑張らない子たちよりも、必死に頑張っている子の方が、私は素晴らしいと思う。
ドリブルが遅くても、必死に勝とうとする気持ちが伝わる。
必死に頑張っている子供の姿に、心を打たれる。
必死に頑張る精神は、子供達の今後に生かされると思っている。

競争は勝敗がつく。
だから皆、勝つために必死に頑張る。
そんな心が大切です。
必死に頑張った後は、勝っても負けても必ず達成感を味わう事ができ、それは将来、社会で生かされると思う。

まずは、競争で勝ちに行く気持ちを持つ、そして勝つ努力をする事が大切です。

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