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サッカーシューズの見栄えよりもテクニック(技術)が大事

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先日、スポーツショップに行った。

 

私は、いつも黒色の革のサッカーシューズを履いている。
それは、自分で黒の靴墨とブラシでサッカーシューズを磨くから。
自分の靴を、自分で丹精込めて磨くと、愛着も湧いてくる。
サッカースクールや試合から帰ってきて、自宅庭のベンチに座ってシューズを磨くのは日課だ。

 

たまたま、スポーツショップにはサッカーシューズを買い求めるお客さんがたくさん来ていた。
ある子供、おそらく小学4,5年生位と思われる子供が、オレンジ色のシューズを見たり、ブルーのシューズを見たり、あれこれ手に取っていた。
値段も高いものを選んでいたようで、親は、もう少し安いものをと子供に色々勧めていた。
その会話から、保護者は、高価なシューズを買うつもりが無い事が伺えた。
しかし、息子さんは親の選ぶシューズを嫌がり、自分の欲しいシューズを買って欲しいとねだっていた。
そして、次第に、息子さんは、顔を赤らめてねだり始めた。
シューズも色々ある。
もちろん良い物は良い。
そんなことは、承知の上だ。
しかし、『 靴でサッカーは上手くはならない! 』
特に子供。
サッカーが上手くプレーできるのは、シューズの性能によるものではない。

 

プロ選手たちは、自身の技術がかなり高いので、試合の中でシューズの微妙な感覚が重要になる。
彼らにとってフィーリングは、とても大切なものだ。
だから、プロ選手たちのシューズ選択は、とても重要だ。
しかし、技術レベルの低い子供には、シューズの微妙な感覚など、全く無いに等しい。
子供たちは、サッカーに必要な、『止める、蹴る、運ぶ』(キック、トラップ、ドリブル) が、まだ完璧には出来ない。
ただ、単純に技術レベルが低い。
だから、子供たちは、第一に技術のレベルアップを考えるべきだ。

 

スポーツショップで見た息子さんは、華やかなシューズに興味を持った。
彼は、そのシューズのデザインを見て、欲しくなった。
プロ選手たちが最も気にする、シューズの性質、性能などとは、無縁だ。
ただ外見でシューズを選んだわけだ。
格好が良い。
もちろん、大人だって、子供だって、格好良いのは心地よい。
しかし、サッカーで自分に必要な優先順位を考えれば、カッコ良いシューズを選んでいるよりも、『止める、蹴る、運ぶ』という技術を身につけるにはどうしたら良いかを考えるべきだろう。
プロ選手は、裸足だろうが、どんなシューズを履こうが、自由自在に足でボールを扱えるのだから。
子供たちは、カッコ良さという見栄えよりも、サッカーの試合で必要不可欠な『技術』にもっとフォーカスして欲しい。

そして、サッカーシューズに感謝を込めて、磨く習慣をつけるべきだ。
どんな靴でも愛着が湧き、もっと練習、試合にと活躍したくなるはずだから。

長野県長野市サッカークラブ
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