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『インフルエンザの予防法は?』  原田さんのちょっと小耳に入れたい話 vol.6 - ②

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【トゥラウムアカデミー/ドイツサッカースクール スタッフ募集のお知らせ】

 

昨日に続く。

 

インフルエンザに限らず、病気は何といっても予防が第一!

普段からの習慣としては、何と言っても「手洗い」をお勧めします。

それは手指に付着したウィルスが無意識に触った口などから体内に入って増えるのを防ぐためです。

良くテレビ番組などで、手がどんなところを触っているかマーカーをつけて判りやすく見せてくれたりしていますが、私たちは本当に色々な所を触っているものです。

ドアノブや手すり、衣服は元より食器、筆記用具、パソコンのマウス、テレビのリモコン、携帯電話…普段使っている道具は、数えだしたらキリがありません。

少なくとも外から帰ったら先ず手洗いすることを習慣にして、先ずは自分の手をきれいにしまいましょう。

石けんでしっかり洗うこと、流水できちんと流す事でかなりの効果が得られることが判っています。

皮膚のバリアは大切ですから洗いっぱなしでなく、ハンドクリームなどでの保湿もしておきましょう。

以前は「うがい」も推奨されていましたが、最近は賛否様々な意見が出ています。

うがいも無駄ではありませんが、手洗いの効果の方が大きいというのは昔から変わりません。

 

 

ちょっと前にドイツサッカースクールではマスク着用ではサッカーができません、咳をしている人はスクールを休んでくださいとお知らせがありましたね。

咳は異物を体の外に出そうとする自然の働きですが、咳をすることによって出されたウィルスは空中を飛んで他の人に移ります。

咳が出ている間=体内で異物に対して反応があると言うことなので、マスクをするような身体の状況で、激しい運動をするなんてとんでもないことです。

マスクをしてウィルスを広くまき散らさない配慮も必要ですが、マスク着用でサッカーをやるよりもまずは体調を整えてスクールに参加しましょう。

マスクをしていても風邪やインフルエンザの予防はできませんが、冷たい外気が直接喉に入ることは抑えられます。これは喉の保護になりますが、マスク着用はあくまでも自分のウィルスをまき散らさないためだと考えてください。

鼻汁が出ていたり、自分の咳でマスクが湿ったりしていると、体温と適度な湿度で逆に細菌やウィルスが繁殖するのに快適な環境となることも考えられます。

使い捨てのマスクも色々と売られていますので、常に清潔なマスクを着用するように気をつけましょう。

つづく。

 

ドイツサッカースクール・メディカルスタッフ
森林セルフケアステーション Zitterhouse
原田 純子

389-1303長野県上水内郡信濃町野尻3884-410
026-255-3817.
zutterhouse@outlook.jp

【経歴】
元浦和レッズ・ハートフルクラブ メディカルスタッフ
元三菱重工サッカー部 マネージャー
元公益財団法人 三菱養和会 メディカルスタッフ
元青山学院初等部 養護教諭

【資格】
保健師
看護師
養護教諭
高等学校教員(保健)
森林セルフケアコーディネーター(NPO法人日本森林療法協会)
森林セラピスト(NPO法人森林セラピーソサエティ)
森林ソムリエ(フィトセラピー協会)
メディカルハーブコーディネーター(日本メディカルハーブ協会)

 

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