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鬼ごっこは走るだけ?いやもっと奥深い!

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【トゥラウムアカデミー中学生のドイツ遠征・ご協賛のお願い!】

 

 

先日、ドイツサッカースクールで鬼ごっこをしていた。

 

スクールでは、毎回鬼ごっこをする。

これが見ていて面白い。

たまたま、女の子の Y が最後まで残っていた。

数グループの鬼たちが、最後の Y を追いかける。

しかし、Y は見事に駆け抜けていく。

鬼がたくさんいるのに。

それは、足の速さだけではない。

 

 

鬼は2、3人で手を繋いでいるので、動きに制限がある。

Y は、鬼の動きを見ながら、鬼たちの盲点を掻いくぐって走る。

更に Y は、鬼を誘導するようにフェイントをかける。

そうやって鬼を走らせ、一瞬の隙に見事に逃げていく。

複数のグループが、最後の一人、 Y を追い詰めて行く。

しかし、Y は全体を見ながら、走るコース取りも考えていた。

それも、鬼から逃げながらだ。

賢いな~、と感心した。

 

 

昔、私たちが子供の頃は、みんな、放課後、公園、小学校の校庭でよく鬼ごっこをしたもんだ。

外で遊ぶことが、当たり前の習慣になっていた。

鬼ごっこの度に考えていた。

いかにして、捕まらないように逃げるか。

いかにして、鬼として仲間を捕まえるか。

時に、鬼から仲間を助けに行くこともあった。

常に走りながら、自然に、たくさん考えていた。

こうやって、考える力が養われていた。

体力、筋力、バランス、動体視力も、遊びの中で身に付けていった。

全ては、友達との外遊びで得られたものだ。

 

 

子供たちの鬼ごっこで、Y が大勢の鬼に追い詰められながら、スイスイと逃げる様子は面白かった。

考える力と運動能力が合致していた。

このような子が、後々サッカーの専門性を身に付けていくと、将来有望だろうな、と思った。

 

 

遊びは楽しいから、子供たちがやりたがる。

鬼ごっこも遊び、サッカーも遊びです。

友達と、身体を動かして、汗かいて、楽しく遊んだら、多くの学びがそこにあります。

そんな風にたくさん遊ぶ子供は、考え、動いて、心も体もぐんぐん伸びます。

 

 

ドイツサッカースクールでは、子供たちが、たくさん遊び、楽しみ、走り、笑顔になって成長していきます。

 

【トゥラウムアカデミー/ドイツサッカースクール スタッフ募集のお知らせ】

 

 

 

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